2007年6月8日金曜日

再びイラク戦争について

英国で首相が交代しました。イラク戦争を強力に支持してきたブレア氏が、国民からNOをつきつけられたのです。英国の人々はイラク戦争は間違いであると、こう理解しているわけです。それはそうでしょう。そもそもの開戦の理由は、イラクが大量破壊兵器を持っている、ということであったのですから。多くの国の反対を押し切って米国は戦争に踏み出したのです。当初から乱暴な話です。その乱暴な米国を支援した首相を、国民は許さなかったということです。
これでいくつになったでしょう、イラク戦争に対する姿勢で首相が交代した国は?
大元の米国で、「イラク戦争は間違いであった」という大きな世論が沸き起こり、ブッシュが後退を余儀なくされていること、これくらいのことは、学会員さんもご存知ですよね?

こういう世界の流れを見るにつけ思うことは、日本だけがいまだに「イラク戦争は間違っていない」、とこう言ってブッシュを応援しているのが、実に不思議です。
もちろん「イラク戦争は間違っていない」と言っているのは、連立与党である、自民党と公明党だけです。野党は、「イラク戦争は間違いだから、早く自衛隊をを引き戻しなさい」といっているわけですね。学会員さんは、こういったことはご存知ですか?

学会員さんは、信仰j活動(=選挙活動)のなかでしきりに広宣流布という言葉を使うのですが、これって、世界平和のことだと伺ったのですが、違いましたか?世界の平和を考える団体、すごいなと思うのです。自分たちの宗教団体の繁栄を考える団体ではなくて、よそ様の平和、世界の平和を考える団体です。
ところが、その創価学会が「イラク戦争は間違っていない」「あらゆる戦争に反対するのは非現実的である」と聖教新聞で正式にコメントしている、のを学会の皆さんはご存知なのですよね?聖教新聞ですからよくお読みなっていると思うのです。

たしか、牧口初代会長でしたか、大変すばらしいことを仰っていますよね。
「悪を前にしての沈黙は半ば悪への加担である」

皆さんはイラク戦争は正しいと考えますか、間違いと考えますか?
それとも学会が言うことであれば何でも間違っていないと思いますか?
この皆さんの考えと、今の創価学会、公明党の行動は一致していますか?

「信仰とは生き方だ」と、私の学会の友人はよく言っていました。
もしそれが本当なら、その人の行動こそが、その人の信仰を現しているということでしょう。
参議院選挙。皆さんの自民党支援という行動は、何を現しているのでしょうか?

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